Tu-2T 太平洋1946 製作過程

 内部構造は簡素ながらツボをおさえたもの。
 合いは良いが段差が目立つ。パーツは肉厚があるので補強は得に必要ない。
 補器類などのパーツも肉厚だが雰囲気は良い。
 後部シート後方のラックも再現されている。
 脚は後付け出来ない構造だったので説明書通りに組み込んだ。 頑丈なので強度は心配なかった。
 申し訳なさそうにピンがあるが、これは補強というより、落ち込み防止と翼断面の保持だろう。 しかし、ピタリと合わないのであまり効果はなさそう。
 補強はしたほうが良い。エポキシパテを団子にして補強したいところに置いて翼で挟むという簡単な方法で行った。 多くの方が実践している有名な方法だ。
 肉厚なパーツということもあり、しっかりと固定できる。 すり合わせは必要だが、削りすぎてグラグラゆるゆるにならないように注意したい。
 角度などアライメントに注意したい。
 段差が気になったのでパテで処理した。
 シートベルトはエデュアルドのエッチングを流用した。
 後部シートは腰ベルトのみという爆撃機によくある仕様。
 キャノピーを固定し、片方はエンジンも組み込んだ。
 エンジン1基のパーツ。細かく再現されている。
 機銃はマウントも含め、なかなか細かくて良い。
 製作していた当時はディティールアップパーツがまだ無い頃だった。 タイヤは底を削り、自重変形タイヤのようにした。
 マーキングはグレー迷彩の太平洋1946にした。 立ち上げに暗色を塗装してライトグレーを塗装、はっきりした境目なのでマスキングして迷彩のダークグレーを塗装した。 それぞれグラデーション塗装しておく。
 スミ入れ、デカールをはり、ウェザリングをした状態。 組み上げておいたエンジンなどを組み込んで完成。