T2C バックアイ 製作過程

 機首をあわせた。この手の古いキットにしては合いはいいほう。
 胴体を合わせる。黒い瞬間接着剤で隙間はうめた。
 これはアニオビクスベイのパネル。
 スリットが開いていないので開口した。
 インテークは別パーツ。合わないが気にしない。 合わないのが普通だと思って、隙間は埋めるつもりで取り掛かればいい。
 ノズルカバーの部分はこんな感じ。 これだけ合えばいいほうじゃないか。
 欠けているが、こんなのはよくあること。 少し大きくしてプラ板を接着して削ってやれば再生できる。
 全体にペーパーをかける。これでヒケが発見できる。
  開けるにはディティールやモールドが甘すぎるので閉じる前提で作業を進める。 スリットを開けたところはグレーで塗装しておき、プラ板をはって台座を作り、補強にする。
 浮いてしまうし、合うはずがないので合わせたらガッチリ固定して黒い瞬間接着剤で埋めて削り出し、面を出す。
 反対側はこんな感じ。補強を入れなかったら半分に割れてしまった。
 エアブレーキも閉じることにした。
 ポリパテで埋めてしまう前にパーツをできるだけ詰めて餡にする。 同じレジンだから相性がいい。
 そのあと埋めて削り、面をだす。
 コクピットも含めた左右割りなので、真ん中に分割線が入ってしまう。 コンソールのモールドも悪く、団子や饅頭が並んでいるみたい。
 サイドコンソールはモーターツールで削り落とした。
 コクピットの床面はプラ板でそれらしく塞いだ
 こういうキットはヒケがつきもの。ポリパテで埋めた後、タミヤパテなどで処理をした。 時間がたつとやせてくるので、ここの処理は時間をかけた。 胴体やその他のパーツも同様。 痩せないパテがいいのだが、食いつきが悪く、断念した。 
 左翼にライトがあるのでクリアーのランナーを切り出して接着して削りだして再現した。
 事前処理が終わったらサーフェイサーを吹いて表面処理をした。 硬化したら消えたモールドを復活させた。
 こういう凸モールドはあとから追加した。
 まずはホワイトを塗装した。
 マスキングをしてレッド、ブラックを塗装した。 レッドはオレンジにレッドを少しづつたして蛍光レッドの色合いにしていった。
 コクピットもグレーを塗装しておく。
 スケールマスターの高品質なデカールはとてもはりやすかった。 もちろん発色もよく、まったく透けなかった。
 サイドコンソールを再現するため、ジャンクから持ってきた。 たしかトムキャットだったと思う。
 ブラックグレーを塗装してドライブラシでモールドを浮き立たせて塗り分けた。
 コクピットにつけた状態。
 キャノピーは開けることが前提になっているが、キットのパーツが使えないのでジャンクから流用してつけた。
 各部の航法灯は市販のクリアーパーツを流用した。
 シートのベルトは鉛板の細切りを組み合わせて再現した。