スピットファイア Mk.1 アーリー 製作過程

 素組みで組んで、Mr.カラー飛行機セット①のイギリス用インテリアカラーで塗装した。
 サイドは物足りないがディティールがある。
 キャノピーを閉めるつもりだったし、見えないだろうと思い、素組みで特に何もしていない。 でも思ったよりはいいかも。ちなみにキャノピー開けようと思ってもキットのままじゃ開かない。
 翼後縁が厚いので、内側から削って薄くした。 某雑誌の作例は外側を削って動翼の張布部分を再生していたけど、内側だけでも十分薄く見える。 それでも気になるなら、軽く、モールドを損ねないように最後端を削ってみてはどうでしょうか。
 主翼も同じで後縁を薄くする。でもこれやると、翼端と段差が出来る。
 上半角のために少し削った。
 主翼側も削った。 スピットファイアは6度弱の上半角がつく。しかし、フィレットからすぐに上半角がつくのではなく、少し水平にのびて、そこから上半角がついている。 エアフィックスのキットでも再現しようとしてるが、角度が変るところはヒケに見えてしまう。それに上半角がたりなくなる。はっきりいってカッコ悪い。
 ここはエアフィックスだからと妥協して、上半角を優先した。
 組み立てた主翼はそのままでは付きません。赤丸で示したところを削った。
  それでもはまらないので、いろいろなところを削っていかなければいけない。
 隙間があくので、プラ板をはさんで胴体に接着した。
 動翼を薄くしたので段差が出来たし、もともと厚いので削って薄くした。
 上面も削らないと薄く見えません。削りすぎると、翼端が垂れ下がったように見えるので、注意した。
 水平尾翼はビックリするぐらい厚い。翼断面にもなっていない。ここもなるべく動翼の張布部分を残して削ることにした。裏表の両面からも削る。翼端にいくにつれて薄くしていく。根元を削りすぎると胴体と合わないので注意。 前縁を削って翼断面にしていく。
 翼端ちかくで元の半分ぐらいの薄さにまで削った。
 縁の厚みが目立つので薄くした。
 プロペラはひねりを加えながら薄くした。木製なので、もう少し厚みがあってもよかったかも。
 キットのアンテナ支柱は厚いのでプラ板で作りかえることにした。
 暗色立ち上げの色にマホガニーを塗装した。
 上面はマホガニー、下面はブラックと色を分けた。
 ダークアースを塗装。パンツァーカラーのグリュンブラウンやミドルストーンでグラデーションをつけた。
 ウェザリングするので明るめにしておきます。
 ダークグリーンを塗装。フリーハンドで吹いています。グラデーションもつけておきます。
 ダークアースとダークグリーンを混ぜて、さらにウッドブラウンを混ぜた色を薄く溶いてサラッと吹いた。 エアフィックスの塗装図ではAスキームだが、タミヤを参考にしたのでBスキームになってしまった。 しまったと思ったが、実機の画像ではBスキームもあるので、それでいくことにした。 全部Aスキームじゃなくて良かった~
 エアフィックスにはこの部分のパーツがない。ジャンクパーツからそれらしいのを流用した。 今頃つけたのはこのとき気が付いたからです。
 上面をマスキングして下面のシルバーを塗装。使用したのはガイアノーツカラー。
 ブラウン系でウォッシング。ふき取り加減でウェザリング。
 キットのデカールを使用。K9794にするのでここの部分だけ手書き。 尾翼の数字は黄色をチョイスした。画像だとちょっと暗く見えたので。 しっかり乾燥させたら。デカールもふくめてパステルでウェザリングした。
 機首下面はしっかりすり合わせをしておいて、プロペラをとめてから接着した。
 排気管は真鍮パイプでディティールアップ。パイプはちょっと長いし、形も違うけど塗装したらわからないね。
 つや消し黒で塗装してからアクリルで溶いたダークブラウンのパステルを塗り、粉のパステルをまぶす。オレンジで錆を再現した。
 この部分はクリアーパーツに交換した。
 ピトー管は独特な形なので自作した。