シーモスキート TR.Mk.33 製作過程

 ランナーについた状態で基本色を塗装し、組み立てるときに細部を仕上げて組み立てた。 シートベルトはエデュアルドのエッチングを使用した。
 いい感じに仕上がるので満足できる。
 コクピットを組み込み胴体を合わせる。 主翼の取り付け部に工夫があり、感心させられる。
 バーリンデンのセット。主翼の折りたたみ部分がエッチングなのは製作を躊躇させる。
 特徴的なレーダーはレジンで用意されているが、内側はないので、気になるならそれらしく自作してもいいかも。
 水平尾翼は増積されているのを再現するため、まずはパーツを切断して分割する。
 レジンパーツは合わなかったので、削ったりして合わせた。
 何作か他の方が製作した作品を拝見したが、翼は折りたたんだ状態ではなかった。 やはり、エッチングでの再現ということで無理があると判断したのだろう。 自分も最初は無理だと感じたが、ジャンクパーツの主翼を購入して持っていたので挑戦することにした。
  切り離すと上下方向の剛性が弱くなるのでプラ板で支えを入れた。 エッチングを付けるときの土台になるよう調整して付けた。
 エッチングを組み上げた状態。やはりレジンのほうがディティールは良いだろうし、強度も確保できただろう。 取り付け部の穴が揃うように真鍮線を刺して冶具にした。 瞬間接着剤やゴム系の万能接着剤をしっかり塗布して強度を出すようにしたが、やはり不安はある。
 穴を揃え、歪まないように組み立てれば難なく接合するはずだと考えた。 実際、少しきついところもあったが接合することが出来た。
 脚柱はダンパーの部分をレジンに交換するようになっているが、経験からすると、途中で分割というのはよくない。荷重がかかる箇所なので、破損につながる確率が高い。 ちょっとしたことで接着箇所から折れる事があったし、ディスプレイしていただけでいつの間にか折れていた事があった。経年劣化によるものなのかもしれない。 ということで、キットのパーツの形状を変更して使用した。厳密には違うがよしとしよう。
 以外と見えるのでディティールを足した。
 キットの脚柱に合わせて付けられるようにするため、パーツに穴を開ける。 レジンパーツはバルーンタイプだが、トレッドがあるタイプも付けていたようだ。
 ピトー管はファインモールドのアクセサリーから流用した。
 基本塗装をした状態。
 内翼と外翼を組み合わせる。ヒンジに真鍮線を通して接合する。
 魚雷はレジンパーツを使用したが、懸架やリリース機構はタミヤのソードフィッシュから流用した。 以前アルバコアを製作したときに魚雷だけを使用し、他のパーツは保存しておいたのが役にたった。
 ロケットブースターの支柱は真鍮線を使用した。
 各パーツを仕上げ、あとは組み上げるだけとなった状態。