鍾馗 増加試作8号機 製作過程

 今作を製作するにあたり、使用したパーツ。 ジャガーのレジンパーツセット、エデュアルドの鍾馗用エッチング、ファインモールドのピトー管と鍾馗用シートと脚柱メタルパーツ。
 ジャガーのレジンパーツにファインモールドのメタルのシートを合わせた。
 コクピットは中島専用色で塗装した。
 計器盤はエデュアルドのエッチングを使用した。 間にフィルムをはさむタイプ。
 ウォッシングをしてからドライブラシでエッジを強調している。
 床面も同様。
 とても密度感があり満足
 動翼もセットに含まれている。キットの部分を切り離してパーツに取り替えるだけで動きが出せるので良い。
 キットは動翼のラインが間違っているのだが、パーツもキットの通りなので、改修せずにそのまま使用した。
 フラップを切り離すが、切り離したパーツは使用するので丁寧に切り離す。 デザインナイフなどで何回もけがいて少しずつ切っていく。
 排気管は量産型とは形が違うので、削る部分にマジックであたりをつける。
 塗りつぶした部分を削る。
 モスキットの排気管を加工して試製用の排気管にした。
 排フラップを切り離したところにエッチングをはる。フラップの形に合わせてカーブをつけておく。
 カウルフラップを開状態にするのでキットの形をコピーする。 セロハンテープにトレースした。
 プラ板にはりつけて切り離し、使用する。
 調子をみてカーブをつけて付ける。
 キットは機銃口の深さがないので開口する。
 裏は通路を作っておく。これだけでも見栄えが違う。
 スピナーは先がとがった形なのでピンを真鍮にしてからリューターに装着して作動させながらヤスリをあてて形を出した。
 脚カバーも下端が折れ曲がる構造なので再現する。
 作動支柱を再現している。
 アンテナ支柱は真鍮線叩き出しに変更して、ピトー管はファインモールドのセットに交換した。 得に表面が荒れているわけでもないし、鏡面にする必要もないのでそのまま塗装に入る。金属の部分はプライマーを塗っておく。 まずは赤色や黄色を塗装する部分に白色を塗装する。 キャノピーの部分は黒色を塗装しておく。
 それから赤色や黄色を塗装した。
 マスキングをする。
 暗色立ち上げ法になぞってマホガニーを全体に塗装した。
 陸軍下面色を塗装した。きっちり塗りつぶさないのがコツというか、細かいグラデーションを心がけた。
 上面も陸軍下面色を塗装している。それから茶色と黄土色の中間みたいな色を調色して塗装している。 濃淡をつけて、細かい円を描くようにしながらムラムラに塗装していった。
 マスキングをはがし、全体を1500番のスポンジヤスリをかけて平滑にした。 茶系の色でウォッシングをして乾燥させたらコートをしておく。
 着陸灯はカーモデル用のガラス製ディティールアップパーツに交換した。
 機関砲のバレルはエッチングを丸めたものに交換した。
 装着した状態。あとは細かいところを組んで完成した。