J-35Ö ドラケン オーストリアン・スペシャル 製作過程

 製作したのはこの限定キット。 ドラケンのスペシャルマーキングではけっこう有名な部類に入るであろう。
 コクピットはよく出来ているほうだとは思うが、レジンパーツに交換することにした。
 アイリスのレジンパーツをチョイスした。
 脚収納庫もアイリスのレジンパーツに交換した。
 アイリスのレジンパーツではけっこうあることだが、脚収納庫は透けるまで削らないと収まらないということが多い。 ドラケン用も後脚側は上部をけっこう削り込んだ。
 コクピットと前脚収納庫はアイリス同士で組み合わせることを前提としているようだ。
 その形状故にドラケンはここまで組みあがるのが早い部類だ。 インテーク後ろの側面の一部が別パーツになっているが、ここのパーツは合いが悪く段差が出来る。
 シートベルトはエッチング。 雰囲気を出すのが難しい。
 ピトー管はファインモールドのアクセサリーを使用した。
 このマーキングは胴体にラインがあるのだが、立体の胴体に上から見たら平行なラインを引くという難しい工程だ。 使用したのは吃水ゲージというもので、その名の通り艦船の吃水ラインを引くものだ。立体や3次曲面にまっすぐなラインを引くにはうってつけの道具だ。
 簡単に平行なまっすぐのラインを引くことが出来た。 下面と増槽にも同様にラインを引いた。
 ホワイトはガイアカラーのアルティメットホワイトを塗装して、レッドは彩度の高いキャラクター用を塗装した。
 デカールは上から見た状態で再現されているため、立体に貼ると破綻してしまう。 いくつかに分け、間は塗装で繋いでなんとか実機に近くなるようにした。 デカール自体はカルトグラフで貼りやすかった。