ガネット AS.1 製作過程

 まずはパーツの切り出しから始める。 大まかにミミが残る程度に切り出す。
 間違えないように印をつけておく。
 パーツを仕上げるには接着面をサンディングする必要がある。 サンディングはミミが離れてきたところで止める。
 パーツの切り出しがほぼ終わった状態。
 小物パーツも仕上げておく。
 胴体を補強する。力のかかる方向、場所などを考えて補強する。
 コクピットはバキュームフォームのパーツにホワイトメタルのパーツを付ける方式。
 コクピットはけっこう重たい。落ち込まないように支えを工作してしっかりと固定した。 前脚の脚庫も同様。
  反対側は補強をしつつ下から支える感じ。
 脚庫は別パーツ。 きっちり切り出すと心もとないのでミミを少し残して接着面を確保した。
 メタルパーツの精度はいまいち。 接着面を隙間のないように削り合わせてから厚みがあったので薄く加工した。翼断面に注意した。
 翼の補強は仮組みを何度もやって様子を見ながら施していく。インジェクションと違って切り出したパーツは薄くペラペラなので荷重がかかったときに割れないようにこれでもかってくらいにした。面倒くさいが軽いのが良い。おかげで完成したときはポリパテを詰めたんじゃないかというくらいガチガチになった。 実際にポリパテやプラリペアを流し込む方法もあるが、重くなるのが難点。
 翼はイモ付けなので、桁を追加加工した。上側は翼の付く角度にしておく。
 翼は上側から固定する。角度に注意。 下側は脚を付けて補強をしてガッチリ固定しておく。
 根本は荷重のかかるところなのでしっかりと補強した。
 シートベルトはエデュアルドのカラーエッチングを使用した。
 サーフェイサーを吹いてチェックする。 様子をみてディティールを追加した。アンテナ支柱はプラ板を加工した。
 暗色を吹いてから下面色のスカイを塗装、マスキングをした。
 上面色のエクストラダークシーグレーはやや明度を上げて塗装した。 尾翼のチェック模様は資料を参照してレッド/ブラックにした。
 ウォッシングをしてからデカールを貼りウェザリングをした。
 各パーツを仕上げて組み立て、調整、確認をして完成。