F9F-8P レコンクーガー 製作過程

 コクピットのコンソールはエッチング。 スコープが再現されている。スコープはアンチグレアに付くが問題なかった。
 コクピットは指定色で塗装した。 突き出しピンの跡があるが、そんな気にするほどでもなかった。
 段差が出ないように接着する。 背中の部分はパーツの厚みがないので注意。裏打ちはしておいた方が無難。
 矢印のところが欠けていた。キャノピーを開けるなら問題ないが、閉める場合は欠けた部分が少し出る。これが単なる成形不良なのか、ディティールなのかハッキリしない。
 胴体パーツは補強をしておいた方が良い。
 落ち込まないように配慮はされている。
 しかし、仮組みしてみると役に立たないことがわかる。 補強をかねて、プラ板を立て、胴体パーツと合わせる。 元々の箇所は脚庫の脱落防止もかねていたので、出来た隙間にはプラ板をはさんで調整している。
 バリエーションのためにこんな分割になっている。
  多少の隙間は出来るが仮組みをしてしっかり調整すれば段差もほとんど気にならない程度になる。 とは言ってもけっこうシビアで面倒くさい。
 主翼下面のパイロン取り付け用のダボ穴を埋めた。 ランナーを差し込みその後に余分な部分を切り飛ばし、整形した。
 境界層フェンスはエッチングが用意されている。 合わない場合は溝の深さを調整して合わせる。
 前方のカメラベイも開けたかったので、まずはパネルラインに沿って切断した。
 カメラベイのフロアも加工する。
 水平尾翼の取り付け部分が心もとないので、真鍮線を貫通するようにした。
 ホワイトを塗装してからマスキングしてディグロオレンジを塗装した。ディグロオレンジは調色した。
 細かい箇所を塗装し、ダークグレーでスミ入れした。
 今回は使用しない機首パーツをマスキングと塗装の際の持ち手にした。
 カメラベイはしっかりと再現されていていい感じ。
 カメラベイは固定する部分が少ないので工夫が必要だった。見えないところに固定する台座などを工作して固定した。
 シートはキットのパーツ。ベルトはキットのエッチング。
 キットは何故か再現されていない箇所がいくつかある。 ここもそう。 プラ板をキャノピーに合わせて加工し、ディティールを追加した。
 位置を合わせて接着する。
 アンチグレアのところも配線を施した。