ブレゲー 693 B 製作過程

 胴体に大きな段差がないことを確認して内部を調整しながら組み込んでいく。
 反対側も隔壁に合わせて位置決めをする。 コクピット側壁はホワイトメタルで厚みがあるのでサイズを合わせるのにヤスリで地道に削っていくしかなく、大変だった。
 コクピットはインジェクションにレジン、メタルにエッチングとまさにマルチマテリアル。 コンソールなどディティールはとても乏しい。 が、よく見えないので、これで十分。
 シートベルトは鉛板から製作した。
 胴体内部の配置はこんな感じ。 こういうキットを組む時にする工作はほぼ同じで、今回も補強と落ち込み防止を施している。
 胴体を合わせてみたら多少の段差はあったが、許容範囲内で削り込んでパテで処理できた。 キャノピーパーツがバキュームフォームなのだが、のり代がないので作ってから固定した。 水平尾翼と垂直尾翼は形を整えて、更に薄くしている。 
 脚庫はレジンの台座にホワイトメタルの脚柱を付けるようになっている。
 どのキットでもそうだが、ナセルは合いが悪い。 ゴリゴリに削ってパテで処理した。 翼もぶ厚かったので薄くした。
 レジンのインテークは合わないので現物合わせで強引に接着して隙間は瞬間パテで処理してから表面処理をした。 エッチングを曲面に合わせて接着するのに難儀した。
 主翼はイモ付けなのでピンを打って固定した。
 迷彩色はイメージで混色した。 迷彩を塗装した後、マスキングしてホワイトを塗装した。
 カウリングと尾翼に Mr.カラー 113番 RLM04 イエローを塗装した。
 ストライプのマスキングをして Mr.カラー 114番 RLM23 レッドを塗装した。
 塗装が終わった状態。
 デカールが劣化していないか心配だったが問題なく貼ることができた。
 スピナーのパーツが欠品していたのとプロペラのパーツが良くなかったのでジャンクを流用して自作した。
 機関砲と機銃はパーツの銃身のみ使用した。