Bf109G-6 / R6 製作過程

 まずは仮組みをしてみる。 機首が太いような気もするが、良好なアウトラインをしていることが確認できた。
 スケールのわりには表現がおとなしいのでリベットを打つことにした。 目安として鉛筆でラインを書き込む。 バリエーションのためG-6ではいらないハッチなどもモールドされているので、印をつけておいてのちに埋める。 また再現されていないハッチなどもあるので追加する。
 実際にはもっと細かいがうるさくない程度にした。 このころの実機はパテ埋めして平滑にしているのでリベットというのは見えないが、模型的な表現としていれてみた。
 カッティングエッジのセット。
 コクピットタブの裏にはMr コクピットからこんなメッセージがあった。
 サイドパネルにもメッセージがあった。うれしいね。
 こちらにも。型にあらかじめ掘ってあるにしてもうれしい。しかし、同社製品でこんなのは他にみたことがない。もしかしたら職人さんのサプライズ手書きなのか?それならさらにうれしいね。
 まずはブラックで塗装。
 そしてブラックグレーを塗装。明度をあげてグラデーションをかけた。
 細かいところを塗り分けてウォッシング、ドライブラシを施した。
 サイドパネルはキット側へ接着してしまう。キットとレジンパーツに隙間があかないようにするため。
 脚庫にも手を入れた。主に軽め穴の加工をした。
 余分なハッチなどを埋めていく。
 排出口に奥行を持たせるため、穴あけ加工をする。 シュートはプラ板を箱組みして製作する。
 コクピットを組み込み胴体を組んだ状態。 主翼を取り付ける桁の角度に注意する。
 プロペラハブの部分がスカスカなのでそれらしく工作した。 このスケールなら再現してもよかったのでは?
 同軸機銃の銃身は真鍮パイプに交換した。
 増槽のバンドをダイモテープで再現した。
 脚にコードを追加した。
 上まずはキャノピーを仮止めして全体にブラックグレーを塗装。
 次にライトブルーを塗装。わざとムラを残すような感じで。
 グレーバイオレットやグレーグリーンを塗装。モットリングを入れていく。 イエローも塗装してしまう。
 翼上面はマスキングして塗装。グラデーションをかけていく。
 ウォッシング、スミ入れの後、デカールをはった。デカールはイーグルカルを使用。 その後、コートをしてウェザリングに備える。
 カッティングエッジのゴム製のベルトを使用してみたが、反発が強くて形が決まりにくいし、モールドがだるい。何より分厚くて実感を損ねていると感じた。 評判が悪かったのか、あっという間に市場から消えた。
 この時点で脚を付けられるのはBf109らしい感じがして良い。カッチリ接着できるので良い。
 翼は片持ちながら、桁のおかげでしっかり接着できる。しかし、調整は事前にしっかりやっておいて、隙間ができないようにしたい。ねじれや上反角にも注意したい。
 排気管は排気口をデザインナイフでしっかり開口している。 ブラックを塗装して、ウェザリングで仕上げていく。
 キャノピー内はエバーグリーンのH溝や凹溝を使用してフレームを工作した。
 金属線を加工してストッパーを製作した。
 キャノピーにつけるとこんな感じ。キャノピーの固定にも一役かっている。