ヨシムラ・スズキ GSX-R750 ’86 鈴鹿8耐仕様 製作過程

 フレームにエンジンやタンク、シートカウルを合わせてみる。 しっくりこない。シャフトを通す穴の位置などずれていた。
 穴の位置を合わせながら慎重に組んでいった。 何も考えないで組んでしまうと前輪、後輪が歪んでつくことになるので注意したい。
 フレームに軽量化のための穴が開いているが実車は違う。 本当はオイルクーラーを支えるステーに開いている。 完成すると見えにくくなるところだが、こういうところはこだわってほしい。とりあえずステーの受け部分だけ付けた。
 スイングアームを付けるのにシャフトを通すのだが、見えてしまうのでプラパイプを付けた。
 フォークのメッキ部分にはハセガワのミラーフィニッシュを使用した。
 組み立てるときはシャフトを通すなどしてずれないようにした。
 裏側は穴が開いているので塞いでおいた。
 タンクは左右分割で接着すると合わせ目の部分にヒケと段差が出来る。 ブリーザー部分の形も違う。 パテを盛って対処したが、後で痩せないように時間をかけた。 燃料給油口のところもタンクに合わせてRアールが付いているので平ノミで平にしておいた。
 アライメントに注意して組み立てていく。あらかじめ調整してパーツを仕上げたが、それでもシャフトが通りにくく苦労した。
 レッドは調色して、ガンメタルはガイアカラーを使用した。
 ゼッケンの帯はデカールが用意されているが、フィットに苦労というか、しそうになかったのでマスキングして塗装した。
 デカールはカルトグラフが手に入らなかったのでキット純正を使用した。 ホワイトの隠ぺい力が弱く、やや透け気味なのは残念。 暗色の上は白く見えるが、レッドの上はひどい。 貼りやすさは問題なかった。
 ネイキッド状態。素組みに比べ、後輪が浮き上がり、シートが上がっているのがわかるだろうか?
 この角度から見てカッコイイようなら大丈夫。
 ハーフカウルなので中が比較的よく見えるので見えるところは配線を追加した。 ハンドルの取り付けがあいまいできまらない。 資料を見て角度など確認した。
 実車のタンクはベルトで固定されている。 それらしく再現してみた。
 フジミ純正別売りのメタルマフラーを使用したが、けっこう重いパーツなので、取り付けには対策が必要だった。見えないところで補強をしている。